当店も 1970年4月 先代よりの当地にてコーヒー店をオープンしてから、今年(2022年)5月 53年目になります。現在は1階が店鋪及び焙煎室、2階がバックヤード・生豆倉庫、3階はオフィスのシフトにて営業しております。未だに無我夢中、紆余曲折の毎日ではあります。 |
下のタイトルをクリックすると各篇をすぐにお読み頂けます。
|
|
《回顧》 過日、テリー伊藤氏が当店に。どうやら近所にオープンしたお店の挨拶のようです。 卵焼で有名な築地の老舗は実兄の方でしたね。 "築地"といえばですが、 私も昔(昭和30年頃?)、食料品店をしていた父に連れられ何度か築地場外市場へ行った経験があります。 早朝の京浜東北線有楽町駅より、背負い籠の人々とタクシーを相乗りし賑わう市場へ。 そんな人海の中で目にした、勝鬨橋が跳ね上がり船の通行を間近にした瞬間。 今でも記憶に焼き付いています。 豊かではなかったですが、元気な時代でした。 「ALWAYS 3丁目の夕日(2005)」のように。 |
《おかげ様で60周年》 いつも御利用頂き、ありがとう御座います。皆様方の御愛顧により、おかげ様で創業60周年並びに コーヒーの店CONCORDとして40周年を迎える事が出来ました。 当地にて、先代は食品店を営んでいました。(前回記事内写真参照) 昭和45年、二代目が喫茶店「CONCORD」としてリニューアルし、コーヒーの取り扱いが始まりました。 同50年には小型直火式珈琲焙煎機を導入し、コーヒー豆の販売も開始。 後に大型直火式珈琲焙煎機によって、県下初の自家焙煎珈琲豆専門店として歩んで参りました。 現在三代目も修行中です(今年はブラジル研修予定)。 これからも "最良の生豆を" "最高の焙煎で" "出来たてを" のポリシーにて、 皆様に美味しいコーヒー豆を提供すべく頑張っていきますので、よろしくお願い致します。 |
《街が変わる(その後)》 当店も先代(私の父)から数えると、 当地にて60年余りの歳月を経るに至りました。戦後の小売商店史からみれば、至極当然のように街が変わり、人も変わってきました。 (5/15追記) 昭和25年開業当時の写真がありましたので、載せておきます。 お店の正面に掲げられているのは開業を祝う旨が描かれており、 「千客万来」「祝・開店」「薄利多売」「商売繁昌」「榮」「迎福」etc… 祝いの言葉によって色とりどりに華を添えてくれました。 恥ずかしながら、右側の白衣姿の先代に抱き抱えられているのが 当時3歳だった私です。 2代目の自分は昭和45年にコーヒー店へ転化し、 更にコーヒー豆の焙煎・販売にと特化してきましたが、 お客様のニーズには応えられているのでしょうか。 現在では物も情報も溢れ返っており、惑わされてしまいそうです。 しかし、界隈の小売商店では確実に老齢化が進み、 後継者の姿が見えてきません。 老舗といわれる小売店でも「また一店、また一店」と シャッターを閉ざす姿が見受けられているのが現状です。 更に言えば、銀行(支店など)でさえも無くなるという時代です。 その一方で、駅前には大手のチェーン店が軒を連ね、 デパートや、駅ナカ等の大型店も進出。 “大”が“小”を兼ねる中で、小売商のサバイバルは出来るのでしょうか。 当店では只今3代目が勉強中です。 P.S. 時の流れと共にモノは豊かになる一方で、果たして人の心は干ばつを起こしてはいまいか? そんな心配が常に頭を過ぎる今日この頃です。 |
《エチオピアの残留農薬問題》 本当に久しぶりです。仕事が少し落ち着いてきましたので、色々と思いつくままに書いてみます。 昨年のエチオピアコーヒーに関しては、本当にショックでしたね。 「モカ」と呼ばれているコーヒーの大半が日本国内から消えてしまう結果となりました。 原因として『日本の』基準値を超える残留農薬が検出された事が挙げられております。 当店でもエチオピア産のモカ・イルガチェフを扱っておりましたが、 現在(2008.07〜)はイエメン産のモカ・マタリに限定して販売中です。 ごく最近(2009年1〜2月)現地からの話によりますと、 WHO無認可の薬剤をマラリアの防虫薬として利用した際に、 コーヒー自体にも影響を及ぼしてしまったようです。 この事を受けて、冒頭で述べたように現在日本では輸入禁止となっています。 それに対し、世界的には特に問題なく扱われているという話を聞きました。 これは残留農薬に対する基準、 特に検査方法において大きな違いがある事が起因しているようです。 日本は生豆の段階(状態)で検査を行うのですが、 ドイツ・アメリカ等では抽出液の状態で検査を行っているそうです。 検査などの医療分野において世界的権威であるドイツでも エチオピアコーヒーが認可されていた事を鑑みると、 日本は世界で最も厳しい基準を持った国なのかもしれませんね。 生豆はNGの日本ですが、焙煎されたコーヒーは輸入OKです。 実際、昨年も某コーヒーチェーン店ではエチオピア産モカの販売を行っていたようです。 当店のみならず、根強いモカコーヒーファンの皆様にとっての朗報が一刻も早く訪れる事を願うばかりですね。 |
《昨年は・今年は》 昨年は私にとって大変刺激の多い年でありました。以前述べた事も混じりますが、改めてまとめてみたいと思います。我が街に高級スーパーがオープンしました。きらびやかな内装ではありますが、期日の経った古いコーヒーが堂々と陳列されていたのには大変驚きました。「ワンランク上の品揃え」とはいったい何なのでしょうか。 あの有名なコーヒーチェーン店も当地にオープン致しました。コーヒーそのもののクオリティは述べませんが、全店禁煙のポリシーは喫煙しない私にとっても値すると思います。我が国ではかつて禁煙の喫茶店がどれほどあったでしょうか。社会的にもなかなか認知されなかったことなのです。因みに当店では喫茶は行っておりませんが、店内では禁煙をお願いしております。 夏の盛りに工場見学へ。久しぶりに大型焙煎機によるライン可動を目近に感じ、そのボリュームとダイナミックな動きに圧倒されそうになりました。しかし、最新鋭のマシーンといえども、もっとも重要視されるのは人間の目視・勘所といったコントロールであり、オペレーターが常駐させていたのが印象的でした。やはり、コーヒー豆は農産物であり常に同一のものという訳ではないので、オールワンパターンではダメなのでしょう。同じ農園の同じ銘柄でもクロップにより違いがあるのが、コーヒー生豆の焙煎を面白くも難しくもしている所以なのでしょうか。 秋の頃には地元中学生が社会体験チャレンジ事業として3日間当店にて実習をしていきました。真剣に仕事を覚えようとしている様は好感のもてるもので、良き体験となれば幸せです。そして、当店にとっての初体験もありました。市役所のフェスティバルに出店し、屋外販売を行ったのです。準備万端で臨んだつもりでしたが、反省すべき点もあり、次回へ繋げていきたいと思います。 今年はどんな年になるのでしょうか。楽しみにしたいと思います。 |
《カップオブエクセレンスとは》 久しぶりです。 カップオブエクセレンスの誕生 年1回開催されるこのカップオブエクセレンスのコンペティションにより、審査に掛けられるコーヒーは、まず、第1段階にスペシャリティコーヒーとしての最低品質基準に達しているかをフルイに掛けます。そして、国際審査員により「目隠しテスト」でトップグループを選び抜き、3日間のコンペションを経て、最終的に「最高の中の最高のコーヒー」に対して栄光の有る「カップオブエクセレンス」の称号を授与しています。 現在ではこのプログラムはグァテマラ・ニカラグアにも共有され、これらの国の生産者は素晴らしい高品質のコーヒーを生産しています。そして、このプログラムはコーヒー生産者にとって新しい協調体制を生みながらも今後も他の生産国へと波動のように広がって行くことと思われます。 カップオブエクセレンスの販売と商標 そうして年1回選出される「カップオブエクセレンス」の称号がついたコーヒーは全世界に向け、公開国際インターネットオークションを通じてコーヒー輸入会社やロースターに販売されることとなりました。このオークションの方法は最高価格を提示した者がコンペションに出品した全ロットを買い取る仕組みになっています。そして、このコーヒーは称号を勝ち得た農園で生産されるコーヒーが次の年もカップオブエクセレンスを名乗れる訳ではありません。本当に素晴らしいトップグループのコーヒーとして選出されたロットのみにその年の称号が与えられるのです。 カップオブエクセレンスの役割 こうした品質評価の規格化により「コーヒーを“商品”として捕らえるコモディティコーヒー」と「コーヒーの素晴らしい“おいしさ”と“印象度”を求めるスペシャリティコーヒー」とは全く別のものであることを明確化し、カップオブエクセレンスは「素晴らしいコーヒーの生産者」と「高品質のコーヒーを捜し求める方々」とを透明性の高い情報のもとで直接結び付ける使命を持つようになったのです。 当店ではグァテマラを販売しております。 2002年度 グァテマラ カップオブエクセレンス 認定 ラ・ポンデローサ(La Ponderosa) 100g 650円 500g 3000円 現在は日曜・祝日も営業しているので、(ただし、12:00〜6:00までの営業となります。)多くの方のご来店をお待ちしております。 |
《電話帳にコーヒー豆専門店を載せて欲しい》 昨今情報世界の発達は目まぐるしい程の速さですが、この時代に私たちの職業がないのです。 現在は日曜・祝日も営業しているので、(ただし、12:00〜6:00までの営業となります。)多くの方のご来店をお待ちしております。 |
《ケニア オークションロット》 日本ではタンザニアのキリマンジェロが有名ですが、隣国ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 現在は日曜・祝日も営業しているので、(ただし、12:00〜6:00までの営業となります。)多くの方のご来店をお待ちしております。 |
《街が変わる》 本当にしばらくぶりの当コーナーです。超多忙なため起稿することができません。 現在は日曜・祝日も営業しています。(ただし、12:00〜6:00までの営業となります。)多くの方のご来店をお待ちしております。 |
コーヒー豆 | 当社沿革 | ||
ご注文方法/ フォームへ |
所在地 | ||
コーヒーブレイク | 訪問販売法による 表示 |
||
トップページへ戻る |